コロナ禍において、学校行事は変更、中止を余儀無くされ、この2年間、海外留学を実施することはできていません。そのような状況の中、国内においてネイティブスピーカーと生活を共に体験する留学体験プログラムを開始いたしました。
ネイティブスピーカーの英語に触れることにより「生きた英語」を学ぶことが出来ます。集合から解散まで、全て英語でコミュニケーションが行われます。
「日本にいながら、少しでも本物の英語に触れてもらいたい。」そんな学校の思いを実現します。
少し年上という程よい距離感のネイティブスピーカーがロールモデルとなり、進路選択や将来のキャリア設計に良い影響、刺激を与えます。また、ネイティブならではの観点で、普段の学校生活では気づけなかった新たな価値観や考え方を発見できます。
「正しい英語」ではなく、ネイティブスピーカーが普段使う表現を中心に学ぶ実践的な英会話。ネイティブが作った表現リストを元に、レッスンを構成しています。生徒たちの表現の幅が広がります。
LESSON
教室の中では普段使わない表現を意識的に使う工夫がなされています。まるで海外に留学しているような会話が四六時中、繰り広げられます。
FARM STAY
ネイティブと一緒にファームステイ、生徒さんは英語で通訳、日本の生活体験とコミュニケーションの新しいFarmStay体験
【参考動画】レッスンの様子
【参考動画】レッスンの様子
川崎市立橘高校国際科2学年は、2022年3月12日(土)から18日(金)までの期間、千葉県鴨川市で国内語学研修を実施しました。本来であれば、8月にオーストラリアでホームステイ体験をメインとした海外研修を行う予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、国内研修への切り替えを余儀なくされました。大きく落胆する生徒を前に、「英語実践」と「文化交流」に重きを置いた国内語学研修作りに着手しました。一時は沖縄での実施が決まり準備で進めていましたが、オミクロン株の出現による感染急拡大の影響から、急遽、軌道修正をすることになりました。このような中、以前「東京学生Englishエスコート」でお世話になった「&Nature」様に企画の依頼をしたところ、条件を満たした研修案を提案していただきました。この時期は、関西方面での語学研修案も同時に検討していたため、決定に至るまでに多くの打ち合わせを双方と行っていました。最終的には、「英語実践」だけではなく「文化交流」の要素がたくさん詰まった千葉での研修案に決まり、更に踏み込んだ打ち合わせを重ねることで今回のプログラムが出来上がりました。
今回のプログラムの魅力としては、英語ネイティブスピーカーである講師が多数配置できた点です。スピーキングに重きを置いた英語学習は、グループ内の人数が少なければ少ないほど学習効果が上がります。今回は生徒4〜5人に対して1名の講師がつくことで、活発な言語活動につなげることが出来ました。そして最大の魅力としては、英語ネイティブスピーカーと一緒に鴨川市内でホームステイを実施出来たことです。日常生活や農業体験など、英語を通して様々な活動を経験できたこと、同じ屋根の下で2日間過ごすことで本当の友達のような関係性を築けたことは一生の思い出になったはずです。コロナ禍でありながらも、我々を快く受け入れてくださったホストファミリーの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。どのプログラムも充実していましたが、ホームステイ体験に対する生徒の満足度は非常に高いものがありました。
今回の語学研修は唯一無二のものだと呼ぶのにふさわしいものでした。様々な紆余曲折を経て実現できた今回の語学研修でしたが、この1〜2月は誰もが気軽に参加できる感染状況ではありませんでした。コロナが無ければクラス全員で海外研修に行けたかと思うと、コロナを恨んでも恨み切れません。感染面や経済面でのリスクが0ではない中でしたが、自ら学びに向かい、楽しめるところは思いっきり楽しもうとする集団であったからこそ、今回のプログラムがより充実したものになったと言えるのではないでしょうか。
この国内研修を実施するにあたり、多くの要望を真摯に受け止めてくださった&Natureの皆様や、我々に関わってくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。コロナ禍でなければ生まれなかったこの出会いに心から感謝しています。
実施場所 |
千葉県鴨川市内(東京駅からバスで90分) |
料金 |
参考価格:レッスン代・宿泊費・移動費・施設入場料など全て込みの価格 例)(6泊7日)20万円(別)(3泊4日)11万円(別) |
実施曜日・時間 |
制限なし |
所要時間 |
1泊2日〜30泊 |
実施可能人数 |
1班あたり5人から8人、最小10人から実施可能です。 |